開所より3年半。学年が上がり、6時間授業のお子様も増えてきました。帰宅後に宿題に取り組むことは、ご本人・ご家族にご負担がかかると思い、最後まで宿題に取り組んでいただいておりましたが、下校時間が遅くなったことに加え、宿題の量も増え、つむぎにいる時間内に宿題が終わらないことや、宿題だけで帰る時間になってしまうこともあります。現在も、学習の習熟度等により、学校と連携して宿題の調整をお願いする場合もありますが、それだけでは、つむぎでの活動時間を確保することが難しい状況です。つむぎでの療育活動の確保のため、来年度より、宿題への取り組みに関しまして、以下のようにさせていただきたいと思います。
療育方針へのご理解・ご了承のほど、よろしくお願いいたします。


【宿題時間を区切る】
・来所後15分程度を宿題の時間として確保します。
・上記時間内に終わらなかった宿題はご家庭での取り組みをお願いします。
【宿題に関して学校と連携をする】
・自主学習ができるよう、支援しています。自力での取り組みが難しい内容や量の場合には、学校と連携し、本人の習熟度に合わせた宿題内容・量を調整してもらいたいと思います。

保護者の方よりご質問をいただきましたので、こちらでも回答させていただきます。

宿題が15分で終わるか心配。できればつむぎで終わらせてきてほしい。

現在、ほとんどのお子様が、15分程度で宿題を完了させることができています。その日のコンディションにより、完了できない場合もあるかもしれませんが、つむぎで終わらせることができるよう、サポートいたします。
※状況により音読・計算カード等は、ご自宅での取り組みをお願いするかもしれません。

得意な教科は自宅で、苦手な教科はつむぎでしてきてほしいが対応可能か

はい、対応可能です。どの教科を優先してつむぎで取り組むか、お子様と話し合っていただけたらと思います。優先順位を決めることで、意欲的に取り組むこともできるかと思います。

きっかり15分で終わりなのか?

宿題をやりきって、達成感を得ることも、自信につながることだとは思うので、あと少しで終わるときや、集中しているときなどは、その日の様子によって少し延長するなど、個々人に合わせて対応したいと思っています。
最初から、あまりに多い量だと感じた場合は、お子様と話し合って、どこまで進めるかを決めた上で、そこまで完成できたことを認め、自信につなげていきたいと思います。

自宅に帰ってきてからだと、宿題をしなかったり、間違えを直さなかったりする。

間違えは、できるだけ早めに指摘し、正しい知識を覚えてもらうことも大切ですが、毎回、学校の宿題を全部正答にして提出しなくても良いと考えています。
・その日のコンディションでできなかった分。
・間違えて覚えてしまっていること。
それを、学校の先生に知っていただき、学習の進捗の参考にしてもらえたらと思っています。
つむぎで、できなかった分を、ご自宅で取り組める場合は帰宅後に取り組んでいただき、難しい時は先生にお伝えし、宿題の分量や難易度の調整をお願いしても良いと思います。